速い、もろい、弱い

中古で買っておきっぱなしにしていたＰＳ２ゲーム機のソフト、「アーマードコア」を本日はプレイしていたの
そういえば新作が今日出るらしいね

まぁそれはいいとして、このゲーム、自分でロボットを組み上げ、操作し、与えられた任務をこなしていくと言うゲームなんだけども、まぁこれが全くできない。何が？プレイが。プレイ？ロボットの操縦のこと。

このゲームでの戦闘は、３Ｄグラフィックの土地の上を、ロボットが縦横無尽に駆け巡り、同じ土地の敵ロボットを粉砕などすることなんだけど、このゲーム、単純に私には全く不可能なゲームだったの。

まぁ、３Ｄですから？私は360度あらゆる方向から攻撃されるわけで、不器用もさることながら、反射神経のかけらも無い野郎ですから、もちろんありとあらゆる攻撃を受け止めていき、物の数秒で我が愛機は大破、
畜生ってんで武器やら部品やらを買い換えていくうちに資金が底を尽き、私は仮想の世界でも貧乏を強いられるようになってしまい、何の仕事もこなすことができず、私は落ちぶれていき、ああ、これはまるで私の人生のよう、などと思ってしまい、泣きながら自分はゲーム機の電源を切ったのであります。



元来自分はテレビゲームと言うものが苦手で、特に反射神経を要するものとなると、輪をかけて鈍感になってしまい、友人からは「ありえないんだけど」「ダッセー」などと言われる始末。
私はヘラヘラと笑ってはいるのだが、体の奥底では腸が煮え繰り返っているのであり、「ぶっ殺す」とか思って復讐を誓うのだけれども、結局また友人にぶっ殺されるのである。

最近はまた新しいゲーム機が登場してきているし、まだまだテレビゲームの活気は衰えなさそうである。
今の子供達は私が全くこなすことのできないゲームをいともあっさりと攻略していき、やがて彼らが大人になるころ、社交としてまで発達したテレビゲームを私と彼らが一緒にプレイし、私はぶっ殺されるのである。

今後の社会、世間を渡っていく上で、きっとテレビゲームは重要なものになると思う。
昔のゲームなら、とか、ゲームなんてキモい、とか、頭が悪くなる、などと言って今後、テレビゲームに携わらなければ、きっと誰も相手にしてくれないと思う。
やがてもっとずっと先にできる後輩、親戚、子供、孫、我々よりも年齢の低い彼らすべてに見下され、人間としてさえ見てもらえなくなるのである。

あーやだやだ。
だから苦手な人や嫌いな人はみんな堕落して落ちぶれて